秘密のケンミンSHOW!で謎の酒遊びの放送があった。
高知県が酒豪の聖地だったことも、高知県で謎の酒遊びがあること知っている人は少ないんじゃないかな?
前の記事では「返杯」について調べましたが、「返杯」はこちら
今回は「菊の花」のついて調べてみます!
「菊の花」って何?
土佐のお座敷遊び
例えるなら、高知版ロシアンルーレットなのだそうです。
用意するものは、参加する人数分の盃と、
皿鉢料理などに飾られている小さい黄色の菊の花。
そしてそれらをのせる盆。
盃を盆に伏せて並べ、
その中の一つに菊の花を忍ばせます。
どの盃に菊の花が隠されているかが
わからないようにシャッフルしましょう。
♬菊の花〜 菊の花〜 開けてうれしい菊の花
♬誰が取るのか菊の花〜
と手拍子に合わせて一人ずつおちょこを開けていく。
メロディーは、なぜか、明石家さんまさん扮する「アミダババア」のテーマソングで
♬あみだくじ〜 あみだくじ〜 引いて楽しいあみだくじ〜
と同じなのです!
おそらく、昔から日本にある「囃子唄」のフレーズのひとつなのでしょうね。
その唄に乗せて、順番にお盆を回していき、盃を返します。
うまく菊の花を引き当てたらご喝采!
おめでとうございます。当たりです!
見事菊の花を当てた方は、その空いている杯分の盃を飲み干して伏せていく、というもの。
(伏せなかったら「おかわり」という意味でまた注がれるらしいです・・・)
別名、「お酒のロシアンルーレット」とも言います。
ルールはいたって簡単なので、どなたでも参加できます。
囃子唄もシンプルですので、大合唱で盛り上がり、
宴席に大輪の花が咲いた雰囲気になる人気のお座敷遊びです。
参加人数が増えるほど盛り上がる「菊の花」
参加人数が増えればおちょこが増える!
そしてセーフだった人は盛り上がり、まだの人は悲鳴が出る。
さすが酒豪高知のお遊びです。
これは無理!となれば、周りに助けを求めれば、喜んでお手伝いしてくれるでしょう。
まとめ
県民性でこんなお遊びがあるなんてびっくりでした。
高知に行った時には、地元の人の中に混ざって菊の花でお遊びしたいですね。
前回の記事には「返杯」について書いています。
こちらも高知のお酒の飲み方、こちらも読んでくださいね。
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