中居正広がニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」でネットフリックス配信ドラマ「地面師たち」にはまっていることを明かしました。
なんと11月1日と8日には、中居正広の人気番組「金スマ(中居正広の金曜日のスマイルたちへ)」で
地面師特集が放送されています。同番組では、ネットフリックスドラマの参考文献になった
ノンフィクション『地面師』の筆者・森功氏がゲスト出演して、
地面師の手口を詳しく解説していました。
★土地を持っていなくても地面師詐欺の被害にあうかも!?
★その恐るべき手口の裏には衝撃的な事実が隠されていた!
★専門家が教える!地面師詐欺に遭わないために知っておくべきこととは?
最近気になるワードの地面師。中居正広さんも気になっているということで
地面師について調べてみました。
中居正広もハマっているネットフリックス「地面師たち」とは?
「地面師たち」は新庄耕氏の小説をもとに世間を驚かせた事件をモデルに地面師の暗躍を描いた作品で、綾野剛と豊川悦司が主演を務めている。
「地面師たち」について、中居は「いつ行こうか迷ったんですけど」と見始め、
「なんかこう、ちょっともうボーッとしながら、お酒入りながら観るというよりも
『これしっかり観るやつだ』っていうゾーンにある」と見る時間が確保できる時に見ていそうです。
豊川悦司が演じる伝説の大物地面師のハリソン山中に誘われて、
地面師の世界に足を踏み入れた綾野剛演じる「交渉役」の辻本拓海。
2人は詐欺対象の土地を物色する「情報屋」や
公文書の偽造を手掛ける「ニンベン師」といった
プロフェッショナルな犯罪者らとともに地面師グループを組織し、
大手デベロッパーに緻密かつ用意周到な手口で詐欺を仕掛ける。
まんまと大金を巻き上げると、次に時価100億円相当の土地をターゲットに――。そんなドラマです!
「地面師たち」ドラマのモデルがあるのか?
ドラマのモデルとなっている事件があるそうです。
それは大手住宅メーカー「積水ハウス」が地面師に55億円もの大金を騙し取られた事件だそうです。
積水ハウス地面師詐欺事件とは
積水ハウス地面師詐欺事件(せきすいハウスじめんしさぎじけん)とは、
2017年6月1日に、積水ハウスが地面師グループに土地の購入代金として
55億5千万円を騙し取られた事件です。
逮捕者が15人も出たが不起訴になる容疑者も多数いたそうです。その後も真相は謎に包まれており、
公判でもすべてが明らかになっていない事件です。
事件の内容
事件の舞台は、東京都品川区の山手線五反田駅から徒歩3分の立地にある
旅館「海喜館(うみきかん)」でした。
不動産業界ではかねて注目の案件だったそうです。
積水ハウスは所有者を名乗る女と、約600坪の旅館敷地を70億円で購入する売買契約を締結しました。2017年6月1日に売買の窓口となった「IKUTA HOLDINGS株式会社」に所有権移転の仮登記、
さらに同日、積水ハウスに移転請求権の仮登記がなされました。
同日、売買代金70億円のうち63億円を支払い、直ちに所有権移転登記を申請しました。
しかし、売買は成立しなかったのです!
6月24日、「相続」を原因に都内大田区の2人の男性(所有者の実弟とされる)が所有権を移転。
7月4日に登記。所有者は死亡していたそうです。
登記所は積水ハウスの売買予約に基づく仮登記を認めず、
2人の実弟とされる男性に所有権の移転を認めました。
この時点で、63億円を支払った積水ハウスは、
所有者の成りすまし女とそのグループに騙されたことになります。
積水ハウスが騙されたことを認めたのは、8月2日でした。
後日分かったのは、この土地は同時期に旭化成グループが正式な所有者から土地を取得しており、
跡地に旭化成グループが高層マンションを建設したそうです。
日本の大企業が、騙された詐欺事件。
このような詐欺グループがいることを世に知らしめた事件となりました。
実は、都内だけでも年間数十件の」詐欺被害が実際に起こっているそうです。
地面師たちは身近なところに存在し、どこかの土地を狙っているのです。
この事件をもとに製作された「地面師」のドラマにドはまりしている中居正広さん。
実際に存在する詐欺グループのことを知るためにも見てみる価値ありですね!
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